2012/4/25 12:15
@na_ri おもしろい話ですよね ^^
@na_ri おもしろい話ですよね ^^
@shun5_f 実際の圃場で薬剤抵抗性を獲得した野生の昆虫から、その薬剤を代謝する能力をもつ共生細菌を単離したという実例をいまいち示しきれていないのが、いちばんのツッコミどころかな、と個人的には思っています。
@shun5_f 昆虫は開放血管系なので、体液に乗って栄養やら毒物やらが拡散して全身に運ばれる&たまたまどこかの器官に取り込まれたものがそこで代謝されていく(今回のカメムシなら、薬剤分解性細菌を収容した器官において、薬剤...
@shun5_f たとえばアブラムシの体腔内には、ブフネラが詰まった菌細胞がぷかぷか浮いていて(消化管とは独立に)その菌細胞とアブラムシの間で物質(栄養)がやりとりされてますよね。そんな感じのイメージです。
@shun5_f でもって、野外の細菌Xの集団の中に、ほかの細菌が資化できない栄養源A(この場合フェニトロチオン)を資化する能力を獲得した細菌X’が出てきたら、栄養源Aが豊富な環境ではいかにも細菌X̵...
@shun5_f 今回のカメムシは野外にいる細菌を経口で体内に取り込んで飼ってるので、薬剤連続散布の結果、野外に薬剤分解性細菌が増える→その薬剤分解性細菌を取り込む→体内で細菌が薬剤代謝、という方法で、カメムシが薬剤抵抗...
@shun5_f たしか薬剤処理日数が伸びるにしたがって、分解菌感染個体でも生存率が下がってたように思うので、体内の薬剤濃度が上がれば、消化管内の細菌だけでは分解しきれなくなって、昆虫の死亡率が上がる、みたいなことが起き...
@shun5_f こちらについても詳しくないのでわたしも知りたいところですが、フェニトロチオンが殺虫効果を示す濃度に閾値はないのかな、と。閾値があるとすれば、その閾値以下に代謝されればよさそうな気も。経皮毒なら、昆虫の体...
@shun5_f ちゃんと読んでないのですが、殺菌抵抗性の有無で野外の細菌が淘汰されてたんでしたっけ。フェニトロチオンを分解して炭素源として使えることが優位性になって、フェニトロチオン分解菌が増えるのではなかったかなあ。
おおお! / “産総研:害虫に殺虫剤抵抗性を持たせる共生細菌を発見” http://t.co/QzFK98P9