2013/7/18 23:58

“おいら。 おっとせいのきらひなおっとせい。 だが、やっぱりおっとせいはおっとせいで  ただ  「むかうむきになってる  おっとせい。」” (金子光晴『おっとせい』)

2013/7/18 23:47

「時代が極度に傾いてしまって、――或いは転覆してしまってといった方が適当かも知れないが――それ以上傾きようがなくなる時代が、五年か十年かの後にはきっとやって来るにちがいない。その時こそ、どんなに眠らそうとしても眠らなかっ...

2013/7/18 23:45

「国民の良心が眠らされる時代が来るほど悪い時代はない。そういう時代には、善と悪とがあべこべになり、光栄と恥辱とがその位置をかえ、一時的な喜びのために永遠の喜びが台なしにされ、野心家が権力の地位について真の愛国者を牢獄につ...