2018/12/20 17:03

「文章……文章はいりませんか……」少女は今日も、ささやかな文章をかざして呼びかけます。でも、その声は、師走のインターネットの流れの中に、はかなくかき消されていくのでした。
「寒い……何か燃えるもの……そうだ!」少女は、手の中の文章をじっと見つめます。